ソフトウェアテストの流れ:終了基準の評価とレポート

テストの主要なアクティビティとして以下のものがあります。

本記事では「終了基準の評価とレポート」についてまとめます。

テスト結果の記録をテスト計画作業で定義した終了条件と比較する。

テスト実施による合否判定や測定結果から直接導かれる基準以外に、バグ管理図を使ってテストケースの消化率と欠陥の検出が想定通りだったかどうか、欠陥が収束しているかどうか、検出した欠陥はテストの目的で狙った通りのものなのかといったものもあります。

追加テストが必要か、あるいは定義した終了基準を変更するべきかを判断する。

テスト結果が全く終了基準を満たしていなかったり、欠陥の分析結果が当該テストレベルより前のテストレベルで検出されるべき欠陥が多くを占めているのなら、テストレベルの差し戻しや再実行といったことを検討することも起こり得ます。

ステークホルダーにテストサマリレポートを書く。

ステークホルダーは、テストレベルやテスト対象によって異なります。

 

参考にした資料はこちらです。

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