リーダブルコード:1章 理解しやすいコード
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- 作者: Dustin Boswell,Trevor Foucher,須藤功平,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 68人 クリック: 1,802回
- この商品を含むブログ (104件) を見る
上記書籍をまとめと自分の考えを記載します。
リーダブルコードとは
「リーダブルコード」を直訳すると「読みやすいコード」ですが、これだと定義が曖昧です。
「リーダブルコード」とは「他の人が短時間で理解できる、理解しやすいコード」のことを指します。
「コードを理解する」というのは「変更を加えたりバグを見つけたりできる」という意味です。
短いコードは読みやすいか?
10000行あるコードよりも、5000行のコードの方が理解するまでにかかる時間が短いはずです。
ただし、大事なことは「短さよりも、理解しやすいコード」であることです。
コメントを付けるとコードは長くなりますが、コメントを付けることでコードが理解しやすくなるのであればコメントは付けるべきです。
(※もちろんコメントがなくても理解できるコードが理想)
if文を使うよりも三項演算子を使った方がコードが短くなるが、三項演算子を使うことで理解しにくいコードになってしまう場合は、if文を使うべきです。
最後に所感
リーダブルコード(理解しやすいコード)の定義はコンテキストによって異なるように思いますが、それでも誰にとっても理解しやすいコードのお約束はあると思います。(その内容が本書に記載されています。)
また、「理解しやすいコード」よりも「変更しやすいコード」を書くほうが重要だと考えます。もし、変更には強くなるが理解しにくくなってしまうコードの修正方法があった場合は、変更しやすいコードを優先して修正を加えると思います。ただし、この理解しやすさと変更しやすさのトレードオフはあまり発生しないのではないかと感じています。