「学習する組織 日本語版 訳者まえがき」読書メモ
- 作者: ピーター M センゲ,Peter M. Senge,枝廣淳子,小田理一郎,中小路佳代子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: 単行本
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日本語版 訳者まえがき
サマリ
学習する組織が求められる社会的な背景、相互依存で複雑、変化が激しい、事を紹介し、学習する組織の導入になっている。
メモ
- 学習する組織には唯一完全の姿があるわけではない。
- 変化の激しい環境下でその変化に適応し、学習し、自らをデザインして進化し続ける組織が学習する組織。
- かつてないほど「相互依存」の時代を生きている。
- 相互依存であるから複雑な社会。
- 複雑で変化の激しい時代には、多様な関係者が真の対話を重ね、複雑な現実を見つめ未来のビジョンを共有することで、自ら創造し、再生し続ける組織が必要。
- 安定成長の時代には、効率改善や標準化が常套手段である。しかし、複雑に激しく変化する時代には、しなやかさ(リジリアンス)や多様性を強化することで、長期的な効率の最適化を図る。
- 安定した成長の時代に私たちの思考や行動の前提として染み付いたメンタル・モデルを浮かび上がらせ、それがこれからの環境や課題状況にあったものかを組織として精査するために、物事を多面的に見て多様性を創造につなげる対話が欠かせないのだ。
- ただ話し合うばかりでは、皆が望む結果を出せる組織は作れない。どんな未来を作りたいのかの具体的なビジョンを共有し、一人ひとりがそのビジョンを自分ごととして創造的に取り組まなければ前進できない。