測定できないものは管理できない。(If you can't measure it, you can't manage it.)
"ピーター・ドラッカーの「測定できないものは管理できない」"は引用元がはっきりしない。 / “富士通が掲げる「フィールド・イノベーション」- 黒川社長基調講演 (2) 業務改善は"見える化"から | マイナビニュース” http://t.co/UGfqAe3eJ2
— 角征典 KADO Masanori (@kdmsnr) August 31, 2013
気になったので手元にある書籍で調べてみました。
全く同じ記載は見つけられませんでしたが、近い記載を発見したので引用します。
社会的な責任を引き受け、問題の解決に乗り出す前に、マネジメントたる者は、問題のどの部分を自らの強みに合ったものにすることができるかを検討しなければならない。測定可能な目標で表せる分野があるかを考えなければならない。
もしそのような分野があるならば、自らの社会的責任として、さらに検討してよい。しかし、そのような分野がないならば、問題がいかに重要であって緊急を要するとしても責任を負うことは抵抗しなければならない。
そのようなものを引き受けても、社会に害をなし、自らに害をなすだけである。成果をあげることはできず、したがって責任をもつもとはできない。
この記載によると、ドラッカーは「測定できないものに責任を負うべきではない」と言っています。
「責任を負うべきではない」理由を「管理できないからだ」と解釈すれば、「測定できないものは管理できない。」と言っていると考えられます。
引用元は下記書籍の401ページです。
正確な引用元があればご指摘頂けると幸いです。
- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本
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